旅行

個性の大渋滞!世界の航空会社キャッチコピーが想像以上におもしろい

airlines tagline

航空会社のキャチコピーが想像の斜め上をいってる

みなさんこんにちは!プカちゃん(@phukachan100)です!

ようやく海外旅行も規制が緩くなり、中には以前のように観光客の受け入れをしている国も増えてきました。

そろそろ、前みたいに海外旅行できるぞ~!!

旅行大好きプカちゃんは、空港の雰囲気がすでにドキワク最高潮!

以前は搭乗前に、ありとあらゆる神に祈り倒すぐらいの飛行機恐怖症でしたが、今は飛行機大好きになりました。

そして、大好きなのは飛行機だけでなく、

世界の航空会社のキャッチコピーも大好き!

航空会社が威信をかけ、考えに考え抜いたキャッチコピーを、過去に実際に使われていたものも含めて今回はいくつかピックアップしてご紹介します!

オーソドックスなものから、ウソでしょ!?なものまで

Fly into tomorrow / 日本航空

訳: 明日へ向かって飛ぶ

まずは日本のフラッグキャリアであるJALから。なんともシンプルだけど、未来という未知なる可能性に向かって飛ぶようなワクワク感が感じられますね。

Making the sky the best place on Earth / エールフランス 

訳:空を地球上で一番の場所にする

France

洒落たイメージのフランス、キャッチコピーもどことなくエレガントでフランスみが強い感じがします。エ

Live today. Tomorrow will cost more / パンアメリカン航空

訳:今日を生きろ(今予約しろ)、後に高くなるぞ

ド直球なのが来ましたね。91年まで就航していたパンナムでおなじみのパンアメリカン航空のキャッチコピーです。

今買っとけよ、チケットの値段後で上がっちゃうから!ということですね。背中を押される応援系キャッチコピーです。

Rest,keep warm and drink liquids / アメリカン航空

訳:休め、暖かくして何か飲め

えっ、まさかの機内での過ごし方がキャッチコピーに…!!これは珍しい。つい言われた通りにしてしまいそうです。

「暖かくして」の部分「機内は寒いからブランケットでぬくぬくしてね( ˆoˆ )/」という優しさが感じられますね。

Ready, steady, fly / ノルウェーエアシャトル

訳:よーい、ビュンッ!

普通なら「Ready, steady, go!(よーい、ドン!)」なのを、「go」を「fly」に変えるという小技が光っていますね。

ぜひ離陸の際に、機長に言ってほしいぐらいです。そしたら乗客一同ヤバいぐらい沸きますね。

Fly like a CEO, pay like a temp / ヴァージンアトランティック航空

訳:代表取締役のように飛び、派遣のように払え

CEOこれはだいぶ攻めたキャッチコピー…!要は、機内ではCEOのようにゆったりとした気分になれるのに値段は格安だよ、ということですね。

タイの現地採用の中でも、更にお給料の安い最下層にいる私から見ると、嫌でも格差を感じさせてくるこのキャッチコピー…いいねっ…!涙

They have just one mission…yours / トランスワールド航空

訳:彼らにはたった一つの任務がある…あなただ

やだかっこいい//// 2001年にアメリカン航空に吸収合併されるまでは大手航空会社だったトランスワールド航空。アメリカのヒーローぽく、ちょっとかっこつけた感じがグッときますね。

実はこのキャッチコピー、他の航空会社にはない、ある特徴があるのです。

それは、自分たちを「彼ら」と外側から言っていること。

普通なら「We(私たち)」と言うところを、あえて「They(彼ら)」と言っています。

こうすることによって、内側の人がただ自画自賛しているようなキャッチコピーではなく、「外側のみんなが同じ意見だ、みんながこう言っている」という感じか生まれ、キャッチコピーに真実味がプラスされる上級テクニックです。

Frontier. A whole different animal / フロンティア航空

訳:フロンティア。それはまったく違う動物

なぜ動物なの?と思いますよね。フロンティア航空は、全機の尾翼にそれぞれ異なる野生動物が描かれています。

その多くが絶滅危惧種だったり、保護が必要な動物たちです。尾翼にこうした動物を描くことによって、地球上の動物を守ろうという強いメッセージが込められているのです。その一例がこちら。

frontier air

出典:NewYork Times

Frontier Airlines

出典:USATODAY

かわいすぎる~!!肉食動物からキョトン顔のラッコまで幅広い!

今日、私が乗る飛行機の尾翼の動物は何かな?あっマントヒヒだ~!とワクワクしますね。

2021年5月19日には、公式ツイッターで「尾翼に描かれる新しい動物はな~んだ?当ててみて!ヒントは虹色に輝く緑色の尾羽だよ~」と予告ツイートが!

世界中のフロンティア航空ファンからは「オウム!」「まさかイワシ?」などと続々と回答が寄せられていました。

The world’s favourite airline / ブリティッシュエアウェイズ

訳:世界がもっとも好きな航空会社

England
どえらい自信たっぷりのブリティッシュエアウェイズのキャッチコピー。
世界中のみーんながうちらのことが好きなんや!と自分で言っています。
これを見て苦笑いしているアメリカ人の顔が想像できます。

Lufthansa. There’s no better way to fly / ルフトハンザ航空

訳:ルフトハンザ。これよりいいフライトはないよ

ブリティッシュエアウェイズに近いものを感じます!うちらの航空会社が一番に決まっとろうが(岡山弁)!!と揺るぎない自信が見え隠れどころか、バリ見えしていますね。

ブリティッシュエアウェイズ同様、自信偏差値90は行っています!

Simply unbeatable / エアリンガス

訳:シンプルに言って、無敵

Ireland

ここでボスの登場です。アイルランドのフラッグキャリアであるエアリンガス、そんじょそこらの航空会社なんぞ蹴散らしてくれるぜ!という貫禄たっぷりのキャッチコピーです。

機体は鮮やかなグリーンにクローバーが描かれていて、ザ・アイルランド!といった感じ。

今は少し失速しているものの、80年代後半から90年代前半にかけては絶好調で、第2世代のボーイングの3種類すべてを運航する世界初の航空会社でした。

その時代に作られたキャッチコピー、「無敵」という言葉に自社に対する誇りと敬意が溢れかえっています。

航空会社不明…一瞬使われたであろうキャッチコピー

For cheap flight freak’s / 航空会社不明

訳:熱狂的な激安大好きなおまえらへ

freak

freakは、変人や奇人、熱狂的など意味があり、この言葉をキャッチコピーに入れてくるとはパンチが効いていて実におもしろいです。たぶんどこかの国のLCCかもしれません。

Flights so good, you won’t want to get off / 航空会社不明

訳:私たちのフライトめっちゃいいよ、飛行機から降りたくなくなるよ

えっ、気になる…そんなにいいんだ…前澤社長に触発された機長がいきなり現金配りだすとか!?(希望)

乗客の期待値が上がりすぎても、「なんだこんなもんか」とガッカリするかもしれないので、ほどほどのキャッチコピーが一番いいかもしれません。

Sky is friendly, believe us! / 航空会社不明

訳:空はフレンドリーなんだよ、信じてよ!

こう言われたら信じるしかありません。フレンドリーという言葉を盛り込んだキャッチコピーは他の航空会社でもよく見受けられました。「信じてよ!」の部分、ドスが効いてていい具合におもろいです。

Delay free flying / 航空会社不明

訳:遅延したらタダな

大きく出た~!!こんなこと言ってしまってよかったんですか!?

その昔、マクドナルドが砂時計を使って、60秒で注文品を提供できなかったらクーポン券あげます!とやっていた時代を思い出し、ノスタルジックな気分になりました。

 

個人的に好きなキャッチコピーはこれ!

Hawaii Starts Here / ハワイアン航空

訳:ハワイはここから始まる

Hawaiian airlines

シンプルだけど、これからハワイ旅行が始まる!という最高のワクワク感が詰まったキャッチコピーですね。

機内に入った途端そこはもうハワイ。客室乗務員の「アロハ!」の挨拶から始まり、穏やかに流れるハワイアンミュージック、航空会社の推し映画はリロ&スティッチ…何から何までハワイです。

How do we love you? Let us count the ways … / サウスウエスト航空

訳:どんな方法で私たちがあなたを愛するかって?ちょっと数えさせて…

これは珍しい質問系キャッチコピー。「ちょっと数えさせて…」の部分は、どんな方法で乗客を愛しているか、ひとつひとつ数えている客室乗務員の方々の顔が浮かびます。(絶対数えてないよねw)

どんなフレンドリーな客室乗務員の方たちがいるか、つい期待してしまいます。

Smooth as Silk / I Fly THAI / タイ航空

訳:シルクのようにスムーズに / タイに飛ぶ

Thai airways

私が大好きなキャッチコピーナンバーワンは、タイ航空です。

「タイに住んでるからタイびいきしてんでしょ~?」と思われるかもしれませんが、本当に好きなんです。

こんな短い一言で、タイのエキゾチックさと、タイシルクになぞらえたおもてなしへの期待や安心がギュッとつまったキャッチコピーって、そうそうないと思います。

ところが、約10年前になぜかI FLY THAIに変更。

これには国内から「I FLY THAIなんてそのまんますぎんだろ」「タイ航空には失望した」「勝手に飛んどけや」と大ブーイング。

そして国外からも元に戻すよう声が上がり、結局現在では両方のキャッチコピーをかかげていますが、Smooth as silkの方がよく使われている印象です。

最後は、初見で絶対に忘れないキャッチコピーです。

Red. Hot. Spicy / スパイスジェット

訳:レッド。ホット。スパイシー(そのまんっま)

spices

インドの国内線だったスパイスジェットは、2010年からネパールやスリランカにも就航を始め、今ジワジワ人気が出ている注目の航空会社です。

遊び心がかわいいこのキャッチコピーは香辛料が数十種類以上あるインドならでは。

機内食にも期待できそうですね。いつか乗ってみたい!

いかがでしたでしょうか?気になったキャッチコピーはありましたか?

ググると更にたくさんの世界中のキャッチコピーに出会えます!

ググり方は、キャッチコピーは和製英語なので

・Catchphrase(キャッチフレーズ)

・Slogan(スローガン)

・Tagline(タグライン)

などの言葉で検索すると、おもしろいキャッチコピーがたくさん探せます。

一日も早く、また私たちが以前のように旅行できることを心より祈っています。

最後まで読んでくだってありがとうございました!